2009-01-01から1年間の記事一覧

東国原という人物の賞味期限

東国原宮崎県知事が入閣するかもしれないという記事が今朝の毎日新聞の一面に出ていた。この記事を読んでふと昔のテレビドラマを思い出した。原題は「トワイライト・ゾーン」、日本では確か「ミステリー・ゾーン」と言っていたと記憶している。SF仕立ての…

現実主義者とつきあう道

このところずっとポッドキャストでオバマ大統領のスピーチを聴いている。彼の演説は大統領選のあいだも聴いてきたが、大統領職に就いた後彼の発言がどのように変化するのかに興味があった。それにもう一つ。日本の(ばかりではなく欧米の)ニュースで伝えら…

パンドラの箱は開かれた

昨日改正臓器移植法が衆議院を通過したというニュースが出ていた。私は「臓器交換社会」という本の日本における最初の読者の一人だったし、この本を出版社に熱心に売り込んだのも実は私だった。この本はアメリカの臓器移植と人工臓器の現状をきわめて批判的…

外れものになるとも、はぐれものにならない

昨日金子光晴の絶望の精神史を読んだ。戦時中反戦反軍を貫き、戦後は浅薄な民主主義擁護者にならなかった詩人の自叙伝だ。大政翼賛会の文学版である日本文学報国会に転向した左翼文学者が雪崩を打って参加していった(壺井栄、中野重治など)のを尻目に、一…

夏の終わりはジャズ三昧

先週の土曜日は午前中ノートの前から離れられなかった。朝の10時から東京JAZZの予約が開始になって小一時間は、何度クリックしても全くアクセスできなかった。ようやくつながったと思ったら、いい席はもう売れ切れで、土曜の通し券も完売していた。それでも…

「新型インフルエンザ」を総括する

神戸市長のひとまず安心宣言でようやくインフルエンザ騒動も終熄に向かいそうだ。ネット上では相変わらず「新型インフルエンザ=陰謀」論が出ているが、なかには責任を負った政府の要人にそうした世迷い事を言う方がいるから困る。最近では「エイズの原因はH…

早めに夏の予定を

今年の初め夏にバリ島に行く計画を立てていた。遊びではなく勉強にだ。アジア太平洋エイズ会議という二年に一度の国際学会がバリ島であるので、<世界の空気を吸い>にいきたいと思っていた。しかしいろいろな事情で何日間も仕事場をあけるわけにはいかなく…

壁の越え方

昨日思い切ってダンベルを5キロから7キロに変えてみた。サイドレイズと言ってダンベルを肩の高さまで持ち上げる運動以外は、5キロのダンベルでは利かなくなってきた。特にコンセントレーション・カールは120回やってもまだまだ続けられる感じになって…

もうすこしじたばたしよう

ダンベル体操をかなり長くやっているが、大きな壁を意識する状態だ。体脂肪率16%と、体組成比(BMI)25の壁だ。 筋力は目に見えてついている。今までできなかった回数ダンベルを使えるようになっているし、重いダンベルに変更もしている。なにより今ま…

私の好きな藤田まこと

いまCS放送で藤田まこと主演の「夫婦旅日記 さらば浪人」という番組の再放送をやっている。藤田まことは彼が「てなもんや三度笠」で一躍スターになる前、テレビのちょい役でいた頃からよく見てきたが、いちばん好きなのがこのシリーズだ。 浪人と言うから…

盗人にやられた

数年前までO県のN市に住んでいたとき集合住宅を購入した。当時珍しかったバリアフリー構造で町の真ん中で生活にも便利だったので、一目惚れで買ったのだが、気になっていたことがあった。それは管理組合がいつまでも開かれなかったことだった。集合住宅を募…

体調不良

先日ある方から「ほとんど更新していないじゃないか」とおしかりを受けた。時々「こんなもの書いても誰も読んでくれていないのではないか」と不安になるときもあるので、こんな叱責もありがたい励ましになる。気合いを入れて書くはずの話題が何とも情けない…

腹の立つこと

最近腹の立つことがある。一つはどこからわいてきたのかわからない、意味のわからない大量のコメントだ。多くはバイアグラのようななまえをつけたものでほっておくと200以上になる。日記を書くことの何十倍もの時間をこの不愉快なコメントの山を消すことに費…

連休に鍛える

ちょうど一月ぶりの更新でやはりこの日記は「月報」に変更すべきなのかもしれない。連休の前半は二人の娘が連れ合いと孫を連れて里帰りしてくれたので、賑やかに過ごした。赤ん坊の大嵐が過ぎて後半は落ち着いた生活になってきた。5月1日には仕事が終わって…

へそ曲がりの虫がむずむずと

先週の土日はしらけた気分でテレビの報道をみていた。ニュースでは東北に配備されたミサイルが空を向いている画像が流れていた。「臨戦態勢」などとう物騒な見出しもあったようだが、私にはどうにも現実感がない。まるでゴジラ映画を見ているような錯覚に陥…

アラカンの手習い

60前後の人間のことを40前後のアラフォーのもじりで「アラカン」といったのは、たしかタレント(これも私の嫌いな言葉の一つ)の高田純次だったと記憶している。来年還暦を迎えるアラカンだが4月から少し生活を変えた。まずポッドキャスト依存症から抜け出る…

物忘れ、言いたくはないが

最近ずいぶんひどい物忘れをするようになった。仕事柄いろいろ会議だとか人と会うだとか言う用事がある。患者さんのご家族に会うのも大事な仕事の一部。たまに間違えて二組の予定を同じ時間に入れてしまったりしたこともあるが、これは「申し訳ない」ではす…

本は読むな、聴け(?)

またまた長ーーい中断だった。最近活字に倦んでいるのではないかと思う。書くことも読むことも苦手になってきて、今では仕事で書類を書き雑誌を読むのがやっとという状態になっている。年かなと思わないでもないが、体力は充実していて体脂肪率は成人になっ…

同窓会、および のようなもの

困ったことに日記が週報になり、月報になってきて、そのうち四季報から年報になってくるかもしれない。それぐらい更新が遅れてきている。政治はかみつくのがばかばかしくなるほど低レベルだし、景気は悪いし、仕事をしていたほうがよほど気がはれる。しかし…

今年の目標

2009年になった。気がつけばあと一年で還暦だ。確かに孫がふたりもいるのでおかしくはないのだが、頭の方が少しも進歩していないのでどうもその実感がない。 アメリカなどでは「New Year's Resolution」といって、年の初めに「今年はこれをする」とかいう新…