勤務医のメリット、デメリット

ここは、もと開業医として、勤務医の社会的地位だとか、勤務条件などを大所高所から論じようという話ではない。純粋に身体的にいいことがあるか、悪いかという話をしようということだ。
去年までとの一番の違いは、「暇を売ってい」た開業医時代と正反対で、とにかく時間がないということだ。昼に往診が入っている場合など、一つ間違えると昼ご飯を食べ損なうことがある。国東のレースを控えて練習もしたいと、愛車を病院に持ちこんだものの、昼休みもまともにとれないでは練習の暇さえなさそうだ。すでに参加費も払いこんでいるが、どうやら今年は断念することになりそうだ。
忙しいということは逆によく歩くということでもある。クリニック時代、仕事中は診察室で座ったまま何時間も過ごしていたのが、今では病棟から病棟へ、階段を下りたりあがったりと、トータルでいえば1時間以上は歩いているはずだ。運動量の不足は間違いないので自転車通勤を考えようかと思うが、帰りが遅くなりそうで踏み切れない。
大きな組織に属すると閉口するのが会議の多さ。同じような顔ぶれが週に三度も四度も、全部で1時間もかからない話をするために、会議室に集合するぐらい無駄なことはないと思う。
ぼちぼち慣れていかなければと思うが。

追記 そういえば、このところ筆も握っていない。困ったな。