リハビリの終わり

4月から常勤医師という身分になった。あっという間の三ヶ月だった。こんなことならもっとチャリンコに乗っかるんだったとか、書道展ももっといっていれば良かったのにと思う頃には、黄砂が飛び桜が咲いて、身辺があわただしくなった。
仕事をしないというのがこんなに楽ちんなことかと、気楽に遊んでいたら、まるで竜宮城にいるかのように時間が飛んでいったようだ。
とりあえずリハビリ期間は終わり。まじめに仕事をしなければと思うのだが、いったんついた怠け癖がおとなしくなくなってくれるかどうか。
当初は勉強もまじめにしようと心に決めていたのだが、だらだらになっていった。一つおもしろかったのがipodで提供される医療情報の多さ。なかでもLife&Death in the USAと言う番組は、大学の講義が同時進行でPodCastで提供されるもので、医療社会学の講義を初めて聴いて、こうした学科をなんとなくうさんくさいものと思っていた偏見を改めようと思った。