共に生きる?

ほぼ一月ぶりの更新だ。相変わらず忙しくってブログを書く暇がないというのは事実だが、福田首相の辞任にも、大野病院事件にも、ペシャワール会のボランティアが殺害されたのにも反応できなかったのは、ひたすら体調の悪さのせい。
3~4日のことだったが一年ぶりに車いすに乗っかる羽目になった。今度は右足の甲が腫れて痛んだ。「例の痛みだ」と直感して整形外科に相談に行ったが「たいしたことがない」と取り合ってもらえない。何とかおさまったかなと思ったら、例の踵の痛みがぶり返し、今では右の足の指が赤く腫れ上がってしまった。ゆるめの靴を履いていれば、とりあえず歩くのに支障はないが、気持ちが悪いことこの上ない。
当地では治らない病気のことを「大きなやいとを据えないといけない」という。大きなやいと=お灸=焼き直すしかない=死ぬまで直らない=と言う意味だ。
やけになったりあたりかまわず怒鳴り散らしたりしたが、それで痛みがおさまるわけでなし。このまま体を動かさずにブタになって早死にしたら、それこそ病気に負けることになる。しょうがない。痛くない体の部分を鍛えるしかない。とんでもない連れだがこれも同行二人と思ってつきあっていくしかない。この病気にかかってはじめてこの国がどれほど障害者に冷たいかを実感もできた(なぜ博多駅熊本駅の障害者用のエレベーターがプラットホームのすみにあるのか)。共に生きたくはないが、とりあえずビリーホリデーに習って Good Morning Foot Pain といってみよう。