朋あり・・・・

「○○病院の院長先生から電話です」と受付から電話がかかってきたのが今月の初め。○○病院はわたしの勤め先の近所の内科系の病院で、名前は知っていたが今まで全くつきあいのないところ。はてなんだろうと思って電話に出ると、以前わたしが大学病院で医員をしていたとき、研修で回ってきていたO先生だという。わざわざ挨拶に来られると言うが、自慢ではないが人の名前を覚えるのが下手なうえ、このところ記憶力の低下が著しい。はたして顔を覚えてるだろうかととても心配をしたが、一目見たとたん昔の記憶がよみがえってきた。一緒に仕事をしたのが24〜5年前で、何かを教えたという記憶もないし、以来一度もあったことがなかったが、わたしの名前を覚えていてくださったのがとてもうれしかった。わたしが豊前で開業をしていたのもご存じで、クリニックを畳んだあと現在の病院に移ったと言うことで顔を見せてくださった。
一度飲みに行きましょうという約束が昨日。近所のフレンチレストランで料理とワインを堪能した。子供さんがお二人で両方ともK大の医学部に言っているという話や、お連れ合いも看護師としてわたしと一緒に仕事をしたことがあるという話など、思い出話と近況で盛り上がって気がついたらワインを二本あけてしまった。
新しい仲間と飲むのも楽しいし、古い友人と飲む酒もいい。なかなか酒を抜く日が作れないのはいささか困ったことだが。